2021年 融雪前線 営業している最西端のスキー場

スキー場 国内

春になると暖かくなり、スキー場の営業も終りを迎えます。

日々、営業終了のお知らせを聞いていて、ふと桜前線ならぬ融雪前線があってもいいのではないかと思い、営業している最西端のスキー場を調べてみました。

はてさて、どうなることでしょうか。

定義:索道(リフト)のある「スキー場の最終営業日」を「融雪前線通過日」としました。

九州地方

2020/20シーズンは日本最西端のスキー場、天山リゾートが休業のため、融雪前線は五ケ瀬ハイランドから北上を開始します。
九重森林公園の頑張りにより、3月中旬まで前線が九州に留まりました。

3月5日(金) 五ヶ瀬ハイランドスキー場
3月17日(水) 九重森林公園スキー場

四国地方

経度の関係で、四国地方に融雪前線が訪れることはありませんでした。

中国地方

融雪前線は、広島県の恐羅漢スノーパークで本州上陸をはたしました。
頑張った恐羅漢ですが、4日間耐えるのが精一杯でした。

3月21日(日) 恐羅漢スノーパーク

近畿地方

兵庫県のハチ北スキー場は、ゲレンデを縮小し何とか持ちこたえていましたが、3月27日が最終日でした。
その後、融雪前線は、滋賀県のグランスノー奥伊吹に移動しましたが、1日だけの滞在になりました。

3月27日(土) ハチ北スキー場
3月28日(日) グランスノー奥伊吹

北陸地方

福井県のスキージャム勝山には4月4日まで、1週間滞在しました。

4月4日(日) スキージャム勝山

中部地方

スキージャム勝山からは西に約20km、高鷲スノーパークに移動してきました。
高鷲スノーパークは5月上旬まで営業を予定しておりましたが、融雪が進み4月25日が最終営業日になりました。
融雪前線の進行を3週間食い止めたことになります。

4月25日(日) 高鷲スノーパーク

甲信越地方

融雪前線は、長野県の開田高原マイアスキー場に移動してきました。
5月5日まで営業予定でしたが、荒天のため5月4日で営業終了となりました。
その後、融雪前線は、白馬八方尾根に移動しました。
白馬八方、白馬五竜、栂池はほぼ同じ経度にあり、最も西の位置をどのように特定するか悩みましたが、営業しているリフトの最西端で比べることにしました。
その結果、西から白馬八方、白馬五竜、栂池の順になります。
白馬八方には5月9日まで滞在し、新潟県のロッテアライリゾートに入りました。
ロッテアライは5月16日まで営業予定でしたが、従業員に新型コロナウイルスの感染者がでたため、1日早く5月15日に営業終了となりました。
渋峠・横手山は索道(リフト)のあるスキー場としては日本で最も標高が高く、最高地点2307mの地の利を生かし、6月最初の週末まで営業を行う予定でしたが、1週間早く5月30日に営業を終了しました。

5月4日(火・祝) 開田高原マイアスキー場
(参考)5月5日(水・祝) エイブル白馬五竜
(参考)5月5日(水・祝) 栂池高原スキー場
5月9日(日) 白馬八方尾根スキー場
5月15日(土) ロッテアライリゾート
5月30日(日) 横手山・渋峠スキー場(志賀高原)

東北地方

言わずと知れた最後の砦、月山スキー場。
リフトを使っての滑走は6月中旬までですが、リフト降車場所より上部の斜面にかかるTバーリフトで7月中旬までスキー・スノーボードを楽しめます。
索道ではありませんが、7月11日に日野Tバーリフトの営業が終了し、全てのスキー場の営業が終了しました。

6月14日(月)月山スキー場 大斜面(リフトを利用した滑走)
7月11日(日)月山スキー場 Tバーリフト

最後に

この融雪前線、月山スキー場が7月まで営業を行うので、北海道に上陸することはありません。

さあ、暑い夏を乗りければ、10月にはイエティのオープンです。

冬は、もうすぐそこです(笑)

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