【練習日誌21-10】メリハリある急斜面小回り

スキー

先週末は珍しく(?)小回りの練習をたくさんしました。

深く陥没した神立のコブ、雨の影響で朝から緩んだガーラ湯沢の緩斜面、急斜面以外に快適に滑れる場所がなかっただけなのですが(笑)

急斜面小回り

実は私、急斜面小回りを得意としています。

#上手い人と比べないでくださいね。自分の大回りとの比較です。

アイスバーンは無理ですが、ゲレンデ内の通常の急斜面であれば、スピードをコントロールして降りてくることができます。

一方、緩斜面小回りは目も当てられません。

何をやっていいか全くわかっていません。

人からも不思議がられていましたが、自分でも不思議でした。

メリハリ

この日、急斜面小回りをしていると、メリハリが無いとの指摘を受けました。

ターンの始めから終わりまで、板の移動速度が変わらないとのことでした。

俗にいうキレがない滑りです。

いろいろと教えていただいている中で、はたと気が付きました。

自分では切替でフラットになっているつもりでしたが、角付けが残っていたのです。

足の捻り(ずらし)が長過ぎていて、山回りでも太股を捻り続けていたのが原因でした。

このことが原因で、急斜面では多少は板が進むので回転弧が大きめになるのですが、緩斜面では回転弧が小さくなりすぎていたようです。

その後、捻り動作を谷回りで終わりにし、山回りは捻りを戻す(板をフラット)ことに集中するようにすると、切替で板が「すっと」動くようになりました。

始めのうちは前後のバランスがつかめず、体がおいていかれて後傾になっていましたが、板をフラットにしながら重心を前に運ぶ(脛の前傾を深める)ことで、スムーズな切り替えが行えるようになりました。

最後に

タイミングとは凄いものです。

このブログを書こうとした矢先に、この動画が目に留まりました。

今までの私の滑りは、動画に出てくるオールドスタイルの滑りだったんですね。

#もちろん、吉田プロのようには滑れませんよ。

あと、内足(4分51秒~)の話も、今回の大きな気づきの一つでした。

次は、この滑り方の体にしみ込ませることと、大回りに応用できないか探っていきたいと思います。

 

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