週末にワールドカップ モーグル ディアバレー大会が終わり、シリーズも1戦を残すのみとなりました。
当初のスケジュールでは、モーグル8戦とデュアルモーグル4戦、そして世界選手権がありましたが、新型コロナウイルスの影響で、モーグル4戦とデュアルモーグル2戦に縮小されました。
男子
堀島選手の優勝で開幕したシリーズ。
9連覇中の王者、ミカエル・キングズベリー選手が怪我で前半戦を欠場したことから、実績から見ても堀島選手の総合優勝は堅いと思われていましたが、2戦目以降表彰台に上がることができず苦しい戦いを強いられています。
自力総合優勝が可能なのは、GRAHAM MattとCAVET Benjaminの2選手のみで、最終戦で1位になれば決まります。
怪我からの復帰を連勝で飾ったミカエル・キングズベリー選手。
しかし、最終戦に優勝しても300ポイントにしかならず、総合優勝の可能性は限りなく低い状況です。
最後に堀島選手の優勝の可能性を見ていきたいと思います。
最終戦で1位になった場合、GRAHAM Matt選手が4位以下、CAVET Benjamin選手が3位以下であれば優勝です。
2位になった場合は、GRAHAM Matt選手が7位以下、CAVET Benjamin選手が4位以下そしてFJALLSTROM Ludvig選手が3位以下となる必要があります。
数字的には少し厳しくなってきましたが、最終戦に優勝して来シーズンに続く終わり方をしてほしいですね。
1位 | 289 ポイント | GRAHAM Matt |
2位 | 271 ポイント | CAVET Benjamin |
3位 | 258 ポイント | FJALLSTROM Ludvig |
4位 | 246 ポイント | 堀島 行真 |
5位 | 210 ポイント | SUMMERS Brodie |
6位 | 200 ポイント | KINGSBURY Mikael |
女子
ペリーヌ・ラフォン選手の総合優勝が決まりました。
今シーズンも5戦中4勝と圧倒的な強さを見せています。
現在2位は川村あんり選手で、3位との差は20ポイントです。
このまま総合2位でシーズンを終わり、来年は女王ペリーヌ・ラフォン選手と争える力を蓄えてほしいですね。
1位 | 445 ポイント | LAFFONT Perrine |
2位 | 270 ポイント | 川村 あんり |
3位 | 250 ポイント | SOAR Hannah |
4位 | 234 ポイント | OWENS Kai |
5位 | 233 ポイント | KAUF Jaelin |
6位 | 197 ポイント | JOHNSON Tess |
最後に
最終戦は、2021年3月6、7日にカザフスタンのアルマトイ(Almaty)で行われます。
日本選手の最後の踏ん張りを期待しましょう。

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