首都圏を含む11都府県で出された緊急事態宣言後、いくつかのスキー場で臨時休業と営業日、営業時間、営業エリアの縮小が発表されました。
例年であれば、年末から2月下旬にかけて、最もスキー場がにぎわう時期ですが、利用者の5割減はあたりまえ、ひどいところだと7割、8割減という話も聞こえてきます。
臨時休業
2021年1月21日現在、把握できているだけで次のスキー場が臨時休業に入りました。
八海山以外は、休業の一因に従業員に感染者がでたことを挙げています。
- 群馬県 草津温泉スキー場
- 新潟県 六日町 八海山スキー場
- 新潟県 かぐらスキー場
- 新潟県 苗場スキー場
- 岐阜県 ウイングヒルズ白鳥リゾート
ウイングヒルズは、1月23日(土)から営業を再開することが発表されました。
週末のみ営業日
大手のスキー場でも平日は閑古鳥が鳴いているところが多々あります。
週末のみ営業するの理にかなっているように思えます。
- 栃木県 エーデルワイススキーリゾート
- 群馬県 谷川岳天神平スキー場
- 群馬県 藤原スキー場
- 群馬県 万座温泉スキー場
時短営業・運行リフト削減
多くのスキー場で時短営業、運行リフトの削減が発表がありました。
中でも新潟県の岩原スキー場は、平日7ラインのうち6ラインのリフトの運行を取りやめました。
スキー場の本音
先週ブログで書きましたが、大都市圏からの利用者が多いスキー場は、営業すると赤字が膨らむので臨時休業したいのが本音ではないでしょうか。
しかし、休業は周辺の宿泊施設への影響も大きく、スキー場運営会社の意向だけでは決めれないのかもしれません。
また、スキー場で働く人の大半はアルバイトで時給です。
休業すると収入が絶たれてしまいます。

スキー場の叫び
そんな中、志賀高原 渋峠・横手山スキー場は、率直に現状を訴え、来場を呼び掛けています。
「恥も外聞もないく、お願いをしなければなりません。このままでは横手山・渋峠スキー場は存続の危機です。私どもは、鉄道系の大会社様や東証一部上場企業の子会社様、地方公共団体様が運営するスキー場ではありません。このエリアでホテルとスキー場を運営する独立企業です。この絶景のスキー場を維持しようと小企業としては思い切った投資をしていることもあり、一時閉鎖するなどの処置を行うことは従業員の生活も含めてとても難しいのです。」

最後に
都市圏の満員電車でクラスターが発生していないことを考えても、ゴンドラやリフトの乗り合わせで感染する可能性は限りなくゼロに近いと思います。
一番注意すべき場所はレストランで、自分が無症状感染者である可能性も考慮し、静かに食事をとることを気を付けましょう。
また、現時点で県外からの来場を断っているスキー場、自治体は無いと思います。
いろいろな意見がありますが、どのような行動をとるにせよ、感染症対策はしっかりと行いましょう。

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