前後、上下に続き、左右の動きで、3軸の完成です。
スキーでは遠心力と釣り合うために左右の傾きが必要になります。
陸上では再現がしにくい動きですが、荷重点を意識することは可能です。
片足立ち
練習場所 :陸上
ターンの局面:谷回り~山回り
言葉通り片足で立ってください。
スキーは両足を使いますが、仮に片足になった時でも左右のポジションがブレないように筋肉を鍛えてください。
始めのうちは意外と辛いので、テレビを見ながら行うのも良いのではないでしょうか。
【確認方法】5分を目標にしてみてください。
歩行時の荷重点の移動
練習場所 :陸上
ターンの局面:全体
真っすぐ歩いてください。
その時に荷重点が、踵 >>> 小指球 >>> 母指球、と移動するように歩いてください。
ポイントは踵と小指球を結ぶラインに荷重を行えることです。
滑りでは「外足」のアウトエッジ、すなわち踵と小指球を結ぶラインに荷重します。
外足のアウトエッジで、決してインエッジではありません。
外足のインエッジに荷重すると内倒してしまい、深い内傾角がとれなくなります。
この感覚を得るために、普段の歩き方も気をつけてください。
【確認方法】歩行中に、踵、小指球、母指球と荷重点が移動しているか。
歩き方でスキーの滑りが変わる? はこちら
最後に
私は、これら3軸のポジションの練習を大変大切にしており、多くの時間を割いています。
平日は陸上で、そしてスキー場では足腰に疲労がたまってきた夕方に、ポジションの練習をしています。
このおかげで、滑りの課題が見つかった時に、素早く修正を行えるようになりました。
急がば回れです。
特に、今の滑りに行き詰まりを感じている方は、ポジションの再確認をしてみてはいかがでしょうか。
左右のポジションを鍛える練習 はこちら
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