雪がたくさん降るとウキウキしますね。
新潟県湯沢町でも24時間、48時間降雪量が観測記録を塗り替えるなど、雪が降り続いています。
この降雪量がどのくらい凄いか、過去のデータと比較してみたいと思います。
年間降雪量
シーズン中に降った雪の量の合計値です。
1983年からデータをとり始め、最高値が1983/84シーズンの2063cmで、最低値が昨シーズンの414cmでした。
近似線(破線)の傾きを見ると、年平均約15cm降雪量が少なくなっていることが分かります。
累積降雪量
過去もっとも多くの雪が降った1983/84シーズン、最も小雪の昨シーズン、そして今シーズンの累積降雪量を比べてみました。
今シーズンの雪の降り始めは遅かったものの、記録的な降雪により12月31日の時点で332cmに達しました。
この降雪量は、年間降雪量が414cmの既に約80%に達しています。
観測所でちょっとしたハプニングがあり、12月16日15時から17日6時までの降雪データが観測されていません。
#理由は公表されていませんが、想定以上の降雪で測定器が対応できなかったのではないでしょうか。
この16時間の間に、最深積雪が143mから181cmになっていたので、少なくとも38cmの降雪があったと考えられます。
そうすると、12月の降雪量は370cmとなり、既に昨シーズンの90%超の降雪があったことになります。
ちなみに、1月1日、2日に51cmの降雪があり、非公式ですが昨シーズンの年間降雪量を超えました。
注)昨年の年間の降雪量と日々の降雪量の合計があいません。後日再確認します。
最深積雪
越後湯沢駅の駅近くでこんなに雪が積もっているのを久しぶりに見ました。
この撮影場所、駅から徒歩数分の場所です。
12月の最深積雪は、1983/1984シーズンよりも、多く積もっているんですね。
今後2週間の新潟の長期予報は、平年並みか平年より寒い気温が続くので、雪が積みあがりそうです。
最後に
このまま雪が降り続けば、累積1500cmは軽く超え、2000cmに迫るのではないでしょうか。
このデータは湯沢町のものですが、全国的に雪が降り続いているので、いつもより長いシーズンを楽しめそうです。
2019/2020 新潟県湯沢町の降雪量と積雪量 はこちら
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