先週、オフトレについて書きましたが、私の中で大きな成果が上がったことの一つがストックワークでした。
コブを滑っている時に、右はスムーズに突けるのですが、左はぎくしゃくして途中で突けなくなってしまうことがちょくちょくありました。
ストックの握り方、突き方
始めに握り方と突き方のお話をしたいと思います。
正しい方法を説明するわけではなく、私の行っている方法を説明しないとこの後の話がかみ合わないかもしれないからです。
まず、握り方ですが、私は親指と人差し指の2本で軽く握ります。
ほとんど力を入れていません。
次に、突き方ですが、実はストックを突いていません。
何が言いたいかと言うこと、ストックを上から下に突くのではなく、手首のスナップを使い、ストックのリングを前に振り上げ戻ってきた時に突いたように見えるだけなのです。
(詳しくは、このブログの最後にリンクを貼ってあるので、そちらをご覧ください。)
撮影した映像を見るとストックを突いているように見えますが、実際には雪面に触れている感覚が少しあるだけです。
余談ですが、コブでもノーストックで普通に滑れます。
バランスがとりやすいので、もちろんストックがあった方がはるかに滑りやすいです。
原因の究明
さて、本題に戻りますが、右手はストックがスムーズに突けて、左手がぎくしゃくする原因はなかなか分かりませんでした。
室内なので毎日練習できるのですが、いくら練習してもなぜか左手はだんだんとリズムが崩れてきます。
より具体的に言うと、だんだんと手の中で握りが変わってくるのです。
始めは、左右で握り方が違うのかと思い、いろいろな握りをためしましたが上手くいきません。
本当に悩んでいました。
しかし、ある時、ふと気が付いたのです。
それは、肘の向きが左右で違ったのです。
ストックを握った時、右ひじは横(外)を向いていましたが、左肘は下を向いていました。
先日ブログで書いた話につながるのですが、左右差があったことが原因でした。
(何のことか分からない方は、両手を握って前に伸ばし、肘だけ動かしてみてください。)
この原因はスキー場でウェアを着ていてはまず発見することができないことでした。
最後に
原因が分かったので、左腕の筋トレ(柔軟?)を始め、少し時間はかかりましたが左右差を少なくすることができ、その次のシーズンから、ストックワークで苦労することはほとんどなくなりました。
本来ならバランスを整えるためにストックがありますが、ストックを突こうとするためにバランスを崩している人もよく見かけます。
みなさんも、自分にあったストックワークを考えてみてはどうでしょうか。
滑りをスムーズにするストックワーク はこちら
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