「スキー場の多い市町村 ベスト5」が好評だったので、調子に乗ってスキー場「利用者数」の市町村ランキングを作ってみました。
利用者数は、全ての自治体が発表しているわけではないので、推測するのは結構大変なんです。
では、頑張っていきましょう。
選考基準
各自治体が発表しているスキー場利用者数(入込客数)のデータを利用します。
北海道の自治体などは、利用者数を発表していないので、全観光客数などから推測しました。
2019/20シーズンは、まだ未発表の自治体があることと、記録的な小雪の影響で例年と大きく状況が変わっているので、2018/19シーズンのデータを利用しました。
1位 新潟県湯沢町
利用者数 :239万人
スキー場数:11か所
利用者数、スキー場数共に栄えある1位に輝いたのは湯沢町でした。
唯一200万人を超え、2位を大きく引き離しています。
単独のスキー場としては、日本一の集客力を誇る苗場スキー場を筆頭に、30万人以上の利用者があるスキー場が4か所もあります。
ちなみに、利用者数30万人のスキー場は日本で10数か所しかありません。
2位 長野県山ノ内町
利用者数 :145万人
スキー場数:5か所
注)志賀高原 18 SKI AREAは1か所と数えています。
スキーアリアとしては、日本最大の集客力を誇る志賀高原 18 SKI AREAに加え、志賀高原の山麓に位置する北志賀の4つのスキー場も集客力が高く、2位になりました。
町の全域にスキー場が広がる、スキー場と共に歩む町です。
3位 新潟県南魚沼市
利用者数 :124万人
スキー場数:10か所
湯沢町と同様に古くからのスキーのメッカで、利用者数も3位に入りました。
石打丸山がGALA湯沢と繋がっていたり、舞子と岩原は同じ山の南北に位置するので、どこからが南魚沼市のスキー場が、普通の人は分からないですよね。
とにかく、湯沢町を含めスキー場の密集している地域です。
4位 岐阜県郡上市
利用者数 :119万(2017/18シーズン)
スキー場数:10か所
注)2017/18に営業していた、しらおスキー場はデータから除いています。
母袋温泉スキー場はスキー場の数に入っていますが、利用者数には含まれていません。
西日本では最大規模の利用者10万人以上のスキー場が5か所あります。
スキー場が高速道路から近く、密集していて、都市圏から近いところは湯沢町、南魚沼市と似ていますね。
5位 長野県白馬村
利用者数 :97万人
スキー場数:5か所
HAKUBA VALLEY には10か所のスキー場がありますが、その半分が白馬村にあります。
エイブル白馬五竜・Hakuba47と八方尾根が利用者数をけん引しています。
近年、八方尾根の利用者減少が顕著なのですが、なんとか打開してほしいところです。
最後に
やはり、越後湯沢近辺が強かったですね。
エリア全体であれば、ニセコがランクインするのですが、スキー場がニセコ町と倶知安町に分かれてしまい、ランクインを逃してしまいました。
これらの市町村に限らず、どこのスキー場も一昨年の利用者数を超えてほしいですね。
スキー場の多い市町村 ベスト5 はこちら
コメント
今季は海外のお客様を見込めないのでしょうか?
ある意味、国内の需要に限った真の実力が出るシーズンなのかなぁ。
感染症になんてかかってる暇はありません。
しっかり予防してガッツリ遊びましょう!
海外からの旅行客が来れない代わりに、日本人も海外に行けないので、プラスになるかマイナスになるか分かりませんね。
レストランと宿の対策をしっかりとれば、ゲレンデで感染することはまずないと思います。
しっかり、スノー産業に貢献しましょう(^^)