全国にはスキー場銀座と言われる(た)スキー場が密集している地域があります。
また、平成の大合併で自治体が統合され、ひとつひとつの市町村の面積が大きくなりました。
そのようなことを考えていて、ふと、多くのスキー場をかかえる市町村はどこだろうと思い、数えてみることにしました。
#初めの投稿に廃止されたスキー場が入っていたので、修正いたしました。
選考基準
カウントは、2020/21シーズンに営業を行う予定のスキー場としました。
すなわち、営業中止中、営業未定のスキー場は含んでいません。
また、志賀高原 18 SKI AREAは1つのスキー場としてカウントしました。
#18ヵ所としたら、それだけで1位確定です(笑)
地図を見ながらスキー場の数を数えたので、間違いがあればご指摘ください。
1位 新潟県湯沢町
11ヵ所
堂々の1位は川端康成の小説「雪国」でもお馴染みの越後湯沢です。
古くから温泉地として栄え、スキーブーム以前から多くのスキー場がありました。
湯沢町のすごいところは、他の市町村と合併してスキー場の数が増えたわけではないところです。
加えて、廃止されたスキー場は 8ヵ所、その他にも苗場のようにゲレンデを縮小したところもあります。
町中スキー場だらけです。(今もです。)
- GALA湯沢スキー場
- 湯沢高原スキー場
- 一本杉スキー場
- NASPAスキーガーデン
- 神立スノーリゾート
- 岩原スキー場
- 湯沢パークスキー場
- 湯沢中里スノーリゾート
- 中里スノーウッドスキー場
- かぐらスキー場
- 苗場スキー場
廃止されたスキー場
- 城平スキー場
- 湯沢ファミリースキー場
- 加山キャプテンコースト湯沢スキー場
- ルーデンス湯沢スキー場
- 土樽スキー場
- 白板高原スキー場
- 二居スキー場
- 三国スキー場
2位 岐阜県郡上市
10ヵ所
郡上市は、2004年3月1日に旧郡上郡、全7町村が合併してできた市です。
市の中心を南北に東海北陸自動車道が走り、スキー場への交通の便も良く、中部以西で最も利用客が多いエリアです。
- ウイングヒルズ白鳥リゾート
- スノーウェーブパーク白鳥高原
- ダイナランド
- 高鷲スノーパーク
- ひるがの高原スキー場
- ホワイトピアたかす
- 鷲ケ岳スキー場
- 郡上ヴァカンス村スキー場
- めいほうスキー場
- 母袋温泉スキー場
2位 新潟県南魚沼市
10ヵ所
湯沢町のお隣、米どころ南魚沼市です。
2004年11月1日、六日町と大和町が合併し、その後2005年10月1日に塩沢町が編入したことにより、一気にスキー場の数が増えました。
新幹線の越後湯沢駅からも近い、南側に大きなスキー場が固まっています。
- 八海山麓スキー場
- 八海山スキー場
- 舞子スノーリゾート
- 五日町スキー場
- ムイカスノーリゾート
- シャトー塩沢スキー場
- 上越国際スキー場
- Mt.グランビュースキー場
- 石打花岡スキー場
- 石打丸山スキー場
4位 新潟県妙高市
8ヵ所
2005年4月1日に新井市が妙高高原町と妙高村を編入し妙高市へ改称しました。
日本有数の豪雪地帯、妙高山山麓などに多くのスキー場があります。
この他にも、斑尾高原スキー場の大部分は妙高市ですが、センターハウスが長野県側なので住所は長野県になっています。
- ロッテアライリゾート
- 休暇村妙高ルンルンスキー場
- 妙高スキーパーク
- 妙高高原関温泉スキー場
- 赤倉観光リゾート
- 赤倉温泉スキー場
- 池の平温泉スキー場
- 妙高杉ノ原スキー場
4位 群馬県みなかみ町
8ヵ所
同数4位は、2005年10月1日 に水上町、月夜野町、新治村が合併してできた、みなかみ町です。
1960年12月12日にオープンした「谷川岳天神平スキー場」は全国初の国有林を開発してできた国設スキー場です。
- 水上高原スキーリゾート
- 水上宝台樹スキー場
- 水上高原・奥利根温泉 藤原スキー場
- 奥利根スノーパーク
- ホワイトバレースキー場
- 谷川岳天神平スキー場
- ノルン水上スキー場
- 赤沢スキー場
最後に
都道府県別のスキー場の数は、新潟県より長野県と北海道の方が多いのですが、長野県は各自治体の面積が小さく、北海道は広すぎてスキー場が点在していて、ランクインする市町村はありませんでした。
これからも、スキー場のいろいろなデータをまとめていきたいと思います。
2019/2020シーズン 利用者の多いスキー場 ベスト10 はこちら
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